経済が低迷する昨今、これまでとは違った副業を始めようと考えるのは当たり前のこと。ただ、ギャンブルを始めてみようと考えている方は、どうかこれを読んでみてください。

カジノに入っても、チップを換金するまで稼ぎはゼロです。内装、食事、エンターテイメントの点で素晴らしいカジノであっても、プレイヤー側の統計的にはそうでもありません。

利益の高い巨大ビジネス

カジノは収益性の高いビジネスといえます。2018年、商業カジノの収益はおよそ417億ドルでした。アメリカの商業カジノ市場は前年比3.5%増、インドではおよそ337億ドルの総売上高を記録し、年成長率は4.1%に上りました。

これほどの利益がどこからやってくるのでしょうか?ラスベガスだけに目を向けても、一年で一山当てようという観光客が4200万人以上訪れています。2019年の統計調査によると、アメリカ全体で465の商業カジノがあり、2018年にはカジノ全体の地方および州への納税額は97億ドルに上っています。

運頼みではいけない

カジノの共通言語は数学です。数学はほとんど嘘をつきません。オンラインカジノの勝率は数学的に割り出せるものです。ハウスエッジはゲームごとに異なりますが、それを利用すれば長期間遊んでも損をしないように立ち回れます。

たとえばブラックジャックのハウスエッジは0.5%、しかしスロットマシンの中にはハウスエッジが35%にも上るものがあります。その他のゲームはほとんどがこの範囲内にあります。

カジノで大当たりする確立は5000分の1から3400万分の1まで幅がありますが、スロットマシンは最も当たりにくいゲームです。ハウスエッジ的に不利でも勝てる人は出てきますし、大金を手にすることもあるでしょう。ただ時間が立てば立つほど数学的に不利になり、最終的には損をすることになります。

皆が勝者になれる訳ではない

カジノの客が損をした分の合計がすなわちカジノ側の売上となります。他からも収益を得られるような仕組みにはなっていても、最終的な勝者はカジノ側です。一発当てられそうなカジノに入って、運が味方についてくれるかどうか想像してみてください。そんなことはあり得ませんし、考えられないことです。勝ちが続くことも、また負け通しになることもありません。どうしようもない手札ではゲームに勝てないのです。そこにカードも数学もありません。

賭け金の行き先

カジノは楽しいものですが、本来の楽しさ以上にのめりこんで依存症になる人もいます。そこまで行き着く人は少数ですが、そうした人たちの損失がカジノの収益の4分の1を占めるとも言われます。ハウスエッジについて知っておき、勝つために資金も時間も費やし過ぎるとギャンブラー側に不利に働くこともあると理解しておく必要があります。勝ちを目指して努力すれば、稼げるカジノと稼げないカジノの差が見えてきます。